企画展 ガラ美30年の軌跡~コレクションヒストリー~
会期:2023年9月30日(土)~11月26日(日)


飾筥「紅白梅」/藤田喬平/1992年 撮影:岡村喜知郎

当館は、伝統工芸の盛んな石川県において、工芸の新たな分野として期待されたガラス芸術の情報発信基地として旧能登島町により設置され、1991年に開館しました。開館時に、中国清朝ガラスと20世紀の巨匠のデザインによるイタリアのガラス造形作品(石川県からの寄託)を収蔵し、その後の収集活動によって現代のガラス造形作品も充実してきました。本展では収蔵品から優品を紹介し、30年に及ぶコレクション形成のあゆみをご覧いただきます。

おうちでワークショップ:ガラスの絵付け

「おうちでワークショップ」最終回は、ガラスに絵を描くワークショップをご紹介します。

ガラスに絵を描く方法には、電動ルーターを使って絵を彫り込む「ガラス彫刻」などがありますが、今回は家庭用オーブンで絵具を焼き付ける方法をご紹介します。焼き付けることで色がはがれにくく、また、専用の絵具を使う事でより透明感のある色で絵付けをすることができます。
ガラス絵付け専用の絵具は、画材屋やウェブ通販で購入できます。陶器用のものでガラスにも使える絵具もあるので探してみましょう。
今回は食器にも使えるペベオ社のものを使用しました。

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おうちでワークショップ:オリジナルカラーのジェルキャンドル

透明であること、熱で溶けること、ジェルワックスはガラスとの共通点が多い素材です。融点・凝固点が低いことから取り扱いが比較的容易なため、当館ではこれまでにも何度かワークショップを開催してきました。

今回は展覧会「藤田喬平 創作の軌跡」関連プログラムとして開催した「オリジナルカラーでジェルキャンドルづくり」での作り方を、ジェルワックスに色をつけるところからご紹介します。色を選び、溶かし、混ぜ合せて作ったオリジナルの色でジェルキャンドルを作りましょう。

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おうちでワークショップ:アジアン結び

「アジアン結び」とは、紐を使って装飾的に結ぶ手法や結び目のこと。中国や台湾、韓国など東アジアを中心に広まった伝統的な飾り結びのことを言います。
日本にも中国など大陸から伝わり、現在も「水引蝶結び」「花結び」のように慶事に利用される水引の結び方に見られます。

当館では中国清朝のガラス工芸作品を収蔵していることから吉祥をテーマに、アジアン結びのワークショップを開催しました。
今回は、相手の幸福や平安、健康を祈る結び方「吉祥結び」をご紹介します。

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おうちでワークショップ:ハーバリウムづくり

「ハーバリウム」とは、植物の資料標本を収納し、それによって多様な植物の種について研究する施設のこと。植物標本という意味もあり、最近では、インテリアとしてのハーバリウムという言葉が定着しつつあります。

当館でも、展覧会「ガラスの植物園」の関連プログラムとして、身近にある草花を特殊なオイルに浸してハーバリウムを作るワークショップを開催しました。今回は美術館周辺で見る山野草を集め、ガラス瓶に詰める花材を作るところからご紹介します。

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おうちでワークショップ:ビーズでヒンメリ

ヒンメリ(別名:光のモビール)とは、藁に糸を通して多面体にしたフィンランドの伝統的な装飾品。
様々な形のヒンメリを作り、それらを組み合わせて、幸福を願い飾るそうです。
今回は、ガラスのビーズで基本の形、正八面体のヒンメリを作ります。
マスターしたらいくつかつなげてみましょう。

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おうちでワークショップ:簡単☆万華鏡づくり

万華鏡づくりは、これまで開催してきたワークショップのなかでも、特に人気のあったものの一つです。2014年、2015年のワークショップでは、ガラス作家の本郷仁先生を講師にお迎えして開催しました。
先生に考えていただいた方法に、今回はおうちにある材料、手に入れやすい道具で作られるように、少しアレンジしてご紹介します。

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