2013年4月20日(土)、21日(日)
「海と桜を愛でる ガラス茶会」で使用された、ガラス道具と茶器をご紹介します。これらの道具・茶器は全て、「日本のガラス展‘12」に出展されたガラス作家の方達によって制作されたものです。
風炉・釜
氷結
吉本由美子
耐熱ガラスで制作された風炉と釜。風炉は二重造になっており、外側にはすりガラス状の装飾が施されています。
水指
淡黄彩線文様水差
鍋田尚男
一見すると、陶器のように感じられますが、蓋をあけると十文文様が透明なガラスで表現されていて、底が見えるようになっています。
薄器
縞模様硝子茶器 うらら
広沢葉子
淡い色で縞模様を表現している上品な作品。
蓋置
金子 正人
一見するだけでは、ガラスとは分からない質感をもつ作品。ガラス表面に金彩が施され、光にあてると輝き、さらに深みが増します。
香合
旭日
栗田 保久
六角形の香合。白い蓋の上に赤くて丸いガラスがつけられています。
杓立・建水
藤田 潤
どちらも、赤紫の吹きガラスに、金箔をまいた作品。光にさらすと、濃淡が出て素敵な色合いを見せてくれます。
茶杓
今回の茶会では、桜木で作られたものを使用しました。
菓子器
新倉 晴比古
木精の器
吉井 こころ
波紋
若草光粒皿
茶碗
藤田 喬平
故人の作品ですが、今回の茶会のために特別出品していただきました。
吉本由美子
千すじ
水面
茜
吹藍
金子正人
箔耀変
甘露
大地
栗田保久
草原
花香
菱つなぎ
谷 祥一
玉田恭子
たなごころ
たなごころ
寺田光晴
銀華
新倉晴比古
若草色
とき色
広沢葉子
縞模様硝子茶碗
金箔紋硝子茶碗「深緑」
水玉紋硝子茶碗「二藍」
薄茶
万代昔/上林 詰
お菓子
生〆/香游
日 時 | 2013年4月20日(土)、21日(日) |
会 場 | 美術館庭園 ※雨天の場合、美術館カフェ内 |