第16回 ’24日本のガラス展 日本ガラス工芸協会は、ガラスと人との結びつきを深め、文化の発展、向上に寄与することを目的に、ガラスによる創作活動に携わる人々によって1972年に日本で創立された団体です。1978年以降3年毎に開催される「日本のガラス展」は、協会会員による多様な表現方法とコンセプトを持つ新作が出品され、その質の高い内容から国内外で高く評価されています。16回目の開催となる本展では、6年ぶりとなる一般公募での入選者23名を含めた、意欲ある82名の作品が出品されました。多くの方にご覧いただき、作家による自由な発想で日々進化し続ける現代ガラスの魅力に触れ、ガラス素材による表現の可能性を感じていただく機会となれば幸いです。また、今回QRコードで一部の会員作品の制作工程を閲覧できますので、会場内にて作品とあわせてお楽しみください。 【作品紹介】JGAA賞「日本のガラス展」では、協会員の投票審査によって選ばれる「JGAA賞」が設けられており、本展ではホンムラモトゾウ氏、新倉晴比古氏、吉井こころ氏の3名が選出されました。 「椅子」/新倉晴比古/2024年 撮影:松井良浩 星の街/ホンムラモトゾウ/2024年 存在の地平/吉井こころ/2023年 一般公募入賞作品45名の応募作品の中から選出。第2次審査では、公募大賞のほか奨励賞が決定しました。受賞者は福西毅氏(公募大賞)、井川彩子(奨励賞)、細川愛華氏(奨励賞)、ラファエル・ザラズア氏(奨励賞)の4名。 大賞 テラ/福西毅/2022年 奨励賞 透く/井川彩子/2024年 奨励賞 バブルボーイ/ラファエル ザラズア/2023年 奨励賞 庭潦/細川愛華/2024年 会期2025年7月12日(土) ~ 10月19日(日) ※休館日:毎月第3火曜日会場石川県能登島ガラス美術館 展示室1、2、3観覧料一般800(700)円、大学生350(300)円、高校生以下は無料※併設コレクション展も閲覧可開館時間午前9時~午後5時 ※入館は閉館の30分前まで主催石川県能登島ガラス美術館(公益財団法人七尾美術財団)、日本ガラス工芸協会共催江戸切子協同組合後援文化庁、公益社団法人企業メセナ協議会 認定、一般社団法人日本硝子製品工業会、日本ガラス工芸学会、富山市、七尾市教育委員会、NHK金沢放送局、MRO北陸放送、石川テレビ放送、テレビ金沢、HAB北陸朝日放送、エフエム石川、ラジオななお共催・助成公益財団法人朝日新聞文化財団、㈱グラスアート黒木、ぎゃらりぃぜん㈱、㈱シーティーアイ、瑠璃匠 山田硝子、藤田喬平ガラス美術館、ロペックスインターナショナル㈱ 【関連プログラム】●ギャラリートーク 日時 7月12日(土)、9月20日(土)、10月18日(土)各日10:30~●キルンワークを学ぶ カラフルなうつわを作ろう 日時 8月9日(土)、10日(日) 各日14:00~●絵本のじかん 日時 8月24日(日) 予定※講師、申込方法などは各イベントの詳細ページをごらんください 【展覧会図録・購入】 発行日 2024年10月販売価格 2,000円(税込)頁数 110頁サイズ 20.0×20.0㎝通信販売についてはこちらを参照ください