能登島ガラスコレクション展 ガラスの不思議な世界

会 期 2017年2月4日(土)~2017年4月9日(日)
開館時間 9:00~16:30  
*入館は閉館時間の30分前まで。4月からは17時まで開館します。
休館日 第3火曜日 (2月21日、3月21日)
入館料 個人 800円、 団体(20名以上) 700円、 中学生以下無料
主 催 公益財団法人七尾美術財団、七尾市

 

透明性と可塑性、儚さと強靭さをあわせ持ち、さまざまな表情を見せるガラスは、古代より人間の憧れを表現してきました。今年度の「能登島ガラスコレクション展」では、ガラス最大の特性である「透明性」とガラス独特の「色」、多種多様な形や装飾を可能にする「技法」、ガラスの輝きを引き出す「光」の関係性に着目してガラス素材の性質とその魅力を紹介し、当館コレクションを展観します。

ガラスと言えばまず無色透明のものを思い浮かべるのではないでしょうか。無色透明のガラスは可視光線のほぼ全てを透過します。また、可視光線の一部しか通さないものは透明ですが、色づいて見えます。一方で、あえて光の透過や屈折を否定した乳白ガラスを下地として色づけたガラスも存在します。そして、温度変化によって形を変え、かつ比較的柔らかいというその性質ゆえに、ガラスには数多くの技法が存在し、それによってガラスの造形表現も非常に多彩なものとなっています。この技法もまたガラスの魅力を引き出す見どころであると言えます。

これらの要素が重なり合って生まれたガラス造形の不思議な魅力と美を、どうぞご堪能ください。

展覧会チラシ PDFファイル

 

sphere-1996 kiss-1999 1995

「SPHERE」
1996年、中尾祐子

「キス」
1999年、パヴェル・フラヴァ

「黒いボールのある水槽」
1995年、クレッグ・カレンバーガー

 

会期中のイベント

のとじま“ガラスの丘”プロジェクト  ガラ美でほっこり!ガラス彫刻体験

 日 時   1月から2月の毎週土曜日・日曜日
        土曜日 13:30~15:30 / 日曜日 10:00~12:00
        *1月2日(月)、3日(火)は、1日開催します
 参加費   300円
 所要時間  30分程  

 

 

国際ガラス展・金沢2016 in 能登島

 

会 期 2016年11月26日(土)~2017年1月29日(日)
開館時間 11月まで 9:00~17:00
12月から 9:00~16:30  *入館は閉館時間の30分前まで
休館日 第3火曜日 (12月20日、1月17日)、 年末年始 (12月29日~1月1日)
入館料 個人 800円、 団体(20名以上) 700円、 中学生以下無料
会 場 展示室 A・B・D
主 催 国際ガラス展・金沢開催委員会
[構成]石川県、金沢市、金沢商工会議所、(公財)石川県デザインセンター
後 援

日本商工会議所、日本貿易振興機構(ジェトロ)、(公財)日本デザイン振興会、(株)国際デザインセンター、(公社)日本クラフトデザイン協会、(一社)日本硝子製品工業会、日本ガラス工芸協会、(一財)北陸産業活性化センター、(公財)石川県産業創出支援機構、(一社)石川県鉄工機電協会、(一社)石川県繊維協会、石川県インテリアデザイン協会、石川県クラフトデザイン協会、石川県ビジュアルデザイン協会、(一社)石川県建築士事務所協会、石川県プロダクトデザイン協会、NHK金沢放送局、(株)北國新聞社

協 賛

アサヒ装設株式会社、カタニ産業株式会社、高桑美術印刷株式会社、玉田工業株式会社、株式会社中島商店、ナカダ株式会社、日本通運株式会社金沢支店、株式会社能作、株式会社バルデザイングループ、株式会社福光屋 (50音順)

 

世界唯一のガラスの国際的な公募展として、1984年から3年間隔で開催され、本展で13回目を数えます。「世界のガラス・シーンの今を展望する」をテーマに、世界各国から公募された作品のうち、入賞・入選作品73点をご紹介します。  

展覧会チラシ PDFファイル

 

入賞作品

大賞
hirogaki-ayako
「Ambiguity」広垣彩子、2016年
金賞
fujikake-sachi
「Vestige」藤掛幸智、2015年
銀賞
fujiwara-kantaro wieth-ida
「古道」藤原寛太朗、2016年 「Both Sides Now」WIETH, Ida、2016年
tsukada-midori thumori-hidenori
「Natural Lace」塚田美登里、2016年 「存在の痕跡」津守秀憲、2016年

奨励賞

「Calm」小坂未央、2016年

「Structural Blue」神代良明、2016年
「Page in History」MUNKEVICA, Anda、2016年
「Chernobyl – Fukushima」VOINITSKI, Pavel、2015年
「Echo from the Highland」杜蒙、2016年
「泉 3099」磯谷晴弘、2015年

審査員特別賞

武田厚賞「あなたは一本のバナナ」小林えり子、2016年
ボーディル・ブスク・ラーセン賞「Voyage of Memories」大野和美、2016年

ヤン・ゾリチャック賞「Barracks 赤い窓」岸本耕平、2016年
ウィリアム・ダグラス・カールソン賞「Ghostly Memories from My Time as an Air Hostess」PRIESS DOS SANTOS, Dina、2014年
藤田潤賞「フォルム2016」アビルショウゴ、2016年

 

会期中のイベント

スペシャルワークショップ  夢の世界を封じ込めよよう! ガラスびんでスノードーム作り

日 時    12月10日(土)、11日(日)
受付時間  各日 10:00~11:30、13:30~15:00
参加費   1,250円
定 員    各日 先着16名
 

 

のとじま“ガラスの丘”プロジェクト  ガラ美でほっこり!ガラス彫刻体験

 日 時   1月から2月の毎週土曜日・日曜日
        土曜日 13:30~15:30 / 日曜日 10:00~12:00
        *1月2日(月)、3日(火)は、1日開催します
 参加費   300円

 

ヴェネチアン・グラス ~美しきガラスへの憧憬~

会 期 2016年9月10日(土)~2016年11月20日(日)
休館日 第3火曜日 (9月20日、10月18日、11月15日)
入館料 個人 800円、 団体(20名以上) 700円、 中学生以下無料
会 場 展示室A・D
主 催 公益財団法人七尾美術財団、七尾市
協 力 石川県立美術館、神戸市立博物館、サントリー美術館
町田市立博物館、まほろば瑠璃ノイエ *50音順
後 援 NHK金沢放送局、北陸放送、石川テレビ放送、テレビ金沢
エフエム石川、ラジオななお

 

イタリア北東部に位置するヴェネチアは、ヨーロッパと東方とを結ぶ拠点として栄え、それら地域の発達した技術や文化を取り入れ発展しました。ガラス工芸もその一つであり、15世紀には、限りなく無色透明な輝きを放つガラス「クリスタッロ」や、独自の線模様による装飾「レースグラス」が誕生し、繊細で優美な造形を持つガラス器は、ヨーロッパ諸国の王侯貴族たちを魅了しました。16世紀になると、門外不出とされたガラス製法が流出したことによって「ファソン・ド・ヴニーズ」と呼ばれるヴェネチア様式のガラスがヨーロッパ諸国で作られ始めます。また、日本においても南蛮貿易をきっかけにヴェネチアン・グラスの影響を受けたヨーロッパのガラス器が舶載され、日本のガラス製造にも影響を及ぼしたと考えられています。

本展では、ヴェネチアン・グラスをはじめ、16世紀以降にヨーロッパで製造されたヴェネチア様式のガラス器、ならびに日本へもたらされたヨーロッパ製のガラス器等、全39点を展示し、人々を魅了したヴェネチアン・グラスの美の精華を紹介します。

 

展覧会チラシ PDFファイル

 

 

展覧会の特徴

繊細優美なヴェネチアン・グラスの名品
エナメル彩や金彩を用いた装飾、溶けたガラスを巧みに操るホットワーク技法を用いて施された緻密で繊細な装飾や、超絶的な技巧によって生み出された造形によって、ヴェネチアン・グラスはヨーロッパの王侯貴族を魅了していきました。15世紀に発明された限りなく無色透明なガラス素地「クリスタッロ」の登場もまた、ヴェネチアン・グラスの発展に大きく寄与しました。「これぞヴェネチアン・グラス」という名品をとおして、その美に触れてください。

 

ヨーロッパ諸国で製造された「ファソン・ド・ヴニーズ」のガラス器
16世紀になると門外不出とされていたヴェネチアのガラス製造法が流出し始め、ヴェネチアン・グラスは各地で模倣されるようになります。こうして生まれたガラス器は、フランス語でヴェネチア様式を意味する「ファソン・ド・ヴニーズ」と呼ばれ流行し、ヨーロッパ各地の独自の特徴と融合して、その土地ならではの様式を生み出しました。本展では、スペイン、ドイツ、イギリス、ネーデルラント(オランダ)等で製造されたファソン・ド・ヴニーズのガラス器を紹介します。

 

初公開の和ガラス関連作品
ファソン・ド・ヴニーズのガラス器は日本にももたらされ、和ガラスにもヴェネチアン・グラスとの共通点が見られます。今回、ヴェネチアン・グラスが和ガラスに与えた影響を紹介する中で、江戸中期にオランダから舶載された「グラヴィール阿蘭陀船文脚付ガラス杯」、ならびに、輸入されたヨーロッパ製ガラス器を手本に長崎で製造されたと思われる「金彩紫色花綱文栓付ガラス徳利」の2点の新出作品を出展することがかないました。ぜひこの機会に初公開となる作品をご覧ください。

 

レースグラス蓋付ゴブレット 船形水差 ゴブレット
 レースグラス蓋付ゴブレット
ヴェネチア、16世紀
石川県立美術館蔵
 船形水差
ヴェネチア、16-17世紀
サントリー美術館蔵
 ゴブレット
ヴェネチア、16世紀末
サントリー美術館蔵

 

会期中のイベント

のとじま“ガラスの丘”プロジェクト  ガラ美キッズ・こども学芸員

 日 時  10月2日(日) 13:30~16:30
 定 員  10名
 講 師  当館学芸員

 

~ガラスが○○に変身!?~ ガラスに見えないガラス展

会 期 2016年7月16日(土)~2016年9月4日(日)
休館日 第3火曜日 (7月19日)
入館料 個人 800円、 団体(20名以上) 700円、 中学生以下無料
主 催 公益財団法人七尾美術財団、七尾市
協 力 金沢卯辰山工芸工房、公益財団法人石川県デザインセンター、
黄金崎クリスタルパーク、富山市ガラス美術館 (*50音順)
後 援 七尾市教育委員会、NHK金沢放送局、北陸放送、石川テレビ放送、
テレビ金沢、エフエム石川、ラジオななお

 

光を透過・反射することで輝きや透明性、多様な色彩があり、温度によって状態が変化するなど、ガラスには様々な表情があります。
この魅惑の素材を用いることで、現代ガラスアートの世界は広がりを見せています。
本展では、一見ではガラスに見えない作品、ガラスで表現したとは思えない作品を展示し、様々な加工法で自在に姿を変えるガラス素材の魅力、作家たちの斬新な発想による既成概念を打ち破るようなガラス造形の見どころ、進化を見せるガラスアートの世界を紹介します。

展覧会チラシ PDFファイル

 

展示構成

●第1章 他素材に見えるガラス
石、水、糸など他の素材を思わせる作品を展示し、その質感の表現についてガラス素材の特徴に触れながらご紹介します。

●第2章 ○○に変身するガラス
“これもガラスなの!?”と思わせる形や模様のある作品を展示し、巧みな技術や多様化する技法をご紹介します。

その他、ガラス素材や作品に関する見どころを、クイズ形式でも紹介します。
クイズを解きながら、素材に親しみ、作品の世界をご鑑賞ください。

4 2 1 3

「ポリープ」
行武治美、1998年
石川県能登島ガラス美術館蔵

「雨滴Ⅱ」
茂木里恵、2002年
富山市ガラス美術館蔵
撮影:岡村喜知郎

「Hot Water Bottle」
マリー・レトペン、2005年
公益財団法人石川デザインセンター蔵

「流動」
野田由美子、2000年
石川県能登島ガラス美術館蔵

 

会期中のイベント

スペシャルワークショップ  ガラス×イロんな素材で作ろう!夏のフォトフレーム
 日 時  7月17日(日)、18日(月・祝) ①10:00~11:30、②13:30~15:30
 参加費  500円(別途入館料が必要)

 

スペシャルワークショップ ガラスの模様を楽しむアートな万華鏡を作ろう!
 日 時  8月21日(日) 13:30~16:30
 参加費  2,000円
 対 象  小学生と保護者 *デジタルカメラをご持参ください
 協 力  ガラス作家 野田由美子さん

 

 

日本のガラス展 ~挑戦する現代ガラス~

会 期

2016年4月9日(土)~2016年7月10日(日)
前期 4月9日(土)~5月23日(月)、後期 5月28日(土)~7月10日(日)
<前期と後期で作品を入れ替えます>

休館日

第3火曜日(4月19日、5月17日、6月21日)
展示替え 5月24日(火)~5月27日(金)

入館料 個人 800円 / 団体(20名以上) 700円 / 中学生以下無料
会 場 展示室A、B、D
主 催

公益財団法人七尾美術財団、七尾市、日本ガラス工芸協会

後 援

文化庁、一般社団法人日本硝子製品工業会、日本ガラス工芸学会、
公益社団法人企業メセナ協議会認定、NHK金沢放送局、北陸放送、
石川テレビ、テレビ金沢、エフエム石川、ラジオななお

 

日本ガラス工芸協会は、ガラスと人々の結びつきを深め、文化の発展向上に寄与することを目的に、ガラスによる創作にかかわる人々によって創設された日本で初めての団体です。

1972年の協会創設以来3年毎に開催される「日本のガラス展」は、同協会事業の柱となる展覧会であり、毎回会員による個性豊かな新作が出品されます。その質の高い内容は、国内及び海外においても高く評価されています。13回目の開催となる本展ではサブタイトルを「挑戦する現代ガラス」とし、表現においても技法においても日々進化し、挑戦し続ける現代ガラスの最先端をご紹介します。また、16年ぶりに一般公募部門を復活させ、意欲ある作家の出品を募り、35名の作品が入選しました。

巡回先である当館では、会員81名と公募入選者35名をあわせた116名の最新作を前期・後期に分けて展示します。多くの方にご覧いただき、現代ガラスの魅力に触れ、ガラスの表現の可能性を感じていただける機会となれば幸いです。

展覧会チラシ PDFファイル

 

作品紹介 JGAA賞

日本ガラス工芸協会の所属会員による投票によって選ばれる協会賞。
公募入選作品を含む全出展作品の中から、今回は会員作家3名の作品が入選しました。

Rei CHIKAOKA Haruhiko NIIKURA Motozo HONMURA
「テレポート」 近岡令、2014年 「蕾」 新倉晴比古、2015年 「風の街」 ホンムラモトゾウ、2015年

 

会期中のイベント

スペシャルワークショップ ガラ美で挑戦!ガラスのオブジェ作り
日 時  2016年5月1日(日)、4日(水・祝) 10:00~12:00、13:30~15:30
参加費  500円

 

のとじまガラス・スタイル バーナーで作るガラスのアクセサリー
日 時 2016年6月19日(日) ①10:00~、13:00~、③14:30~
講 師 ガラス作家 市川 篤氏、 浅野 恵理子氏(アシスタント)
参加費 2,500円