扇田克也によるギャラリートーク 【終了しました】

2023年12月17日(日)、2024年1月28日(日)予定、2月18日(日)予定、3月10日(日)予定
展覧会「光をまとう」関連プログラムとして、出品作家 扇田克也氏を講師にお迎えして、ギャラリートークを開催します。トークの内容は、毎回少しずつ異なります。
※開催日が変更する可能性があります。美術館HP、公式SNSで最新情報をご確認ください。

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光をまとう

光を透過・反射するガラスで作られる造形は、光を受けることで形や質感が強調され、内部に溜まる光によって、その表情を一変させます。また、普段は気に留めない光を意識させるように、触れることができない、あるいは隠れて見えない「なにか」の存在を私達に示してくれます。

本展は、光とガラスとの関係性を見つめ、造形表現に取り組む作家たちによる展覧会です。光によって引き立つガラスの表情と、そこに見えてくる「なにか」の気配を感じとることで、鑑賞者が新たな気づきを得る機会となれば幸いです。

展覧会チラシPDF / 出品目録PDF

 

作品紹介

Wait The Light
扇田克也/2023年 作家蔵

樹海#1704
佐々木雅浩/2017年 作家蔵
ガラスの向こう(部分)
奥野美果/2023年 撮影:斎城卓

 

 

会  期 2023年12月16日(土)-臨時休館のため会期終了
開館時間 9:00-16:30
※入館は閉館の30分前まで
休 館 日 毎月第3火曜日、年末年始(12/29-1/1)
観 覧 料 一般800(700)円、大学生350円(300円)、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
主  催 石川県能登島ガラス美術館(公益財団法人七尾美術財団)
後  援 七尾市教育委員会、NHK金沢放送局、MRO北陸放送、石川テレビ放送、テレビ金沢、HAB北陸朝日放送、エフエム石川、ラジオななお
出品作家 扇田克也、奥野美果、佐々木雅浩 ※50音順

 

 

関連プログラム

扇田克也によるギャラリートーク
日 時 2023年12月17日(日)、2024年1月28日(日)予定、2月18日(日)予定、3月10日(日)予定 各日:14:00~
会 場 展示室内
参加費 無料(大学生以上は要当日観覧券)

 

奥野美果とつくる光のオーナメント
日 時 2024年1月14日(日) ①10:30~ ②14:00~
会 場 別棟
参加費 1,500円(要別途送料)
定 員 各回9名

 

佐々木雅浩 アーティストトーク
日 時 2024年3月24日(日) 14:00~予定
会 場 多目的ラウンジ
参加費 無料(大学生以上は要当日観覧券)

 

 

教育普及事業について

石川県能登島ガラス美術館の教育普及事業では、展覧会と関連したワークショップやプログラムをはじめ、リクエストワークショップなど気軽に体験できるガラス工芸体験などを実施しています。

ガラ美 30年の軌跡 ~コレクションヒストリー~

当館は、陶芸や漆芸、金工、染織など伝統工芸が盛んな石川県において、工芸の新たな分野と期待されたガラス芸術の情報発信基地となるべく、石川県の協力のもと旧能登島町により設置されました。開館に向けて中国清朝ガラスと20世紀の巨匠のデザインを基に制作されたイタリアのガラス造形作品(石川県からの寄託) を収蔵し、屋外庭園には大型ガラス彫刻作品を設置して、1991年7月にオープン。以降、30年以上におよぶ収集活動(購入や寄贈、寄託)によって、国内外で活躍する現代作家の作品も充実してきています。本展では収蔵品から優品を紹介し、コレクション形成のあゆみをご覧いただきます。

出品目録PDF

 

展示構成

第1章. 20世紀の巨匠とガラス

イタリアのエジディオ・コスタンチーニ(1912-2007)は、ヴェネチアン・ガラスの再興と新たなガラス芸術の創造を目指し、ヴェネチアの熟練したガラス職人と20世紀を代表する巨匠たちとのコラボレーションをプロデュースしました。パブロ・ピカソ(1881-1973)、ジャン・アルプ(1887-1966)、ジャン・コクトー(1889-1963)など、巨匠たちのガラス造形作品は当館に寄託され、開館当時から展示保管しています。

おどけたふくろう/エジディオ・コスタンチーニ(パブロ・ピカソのデザインにもとづいて)/1962年/撮影:品野与四寛
二組の人形/エジディオ・コスタンチーニ(ジャン・アルプのデザインにもとづいて)/1963年/撮影:品野与四寛
ともに石川県立美術館蔵

 

第2章. 展覧会をきっかけに

開館以後、当館は国内外で活躍する現代ガラス作家の作品の収集に乗り出します。そこには収集の足掛かりとなった2つの公募展がありました。「日本現代ガラス展・能登島」、「国際ガラス展・金沢」の出品作品が寄贈や購入により、収蔵品に加わりました。また当館主催の企画展へ出品いただいたのち、作家ご本人からご寄贈いただく機会にも恵まれました。本章ではこれらの作品とともに、寄託作品をあわせて紹介します。

「壁」/張慶南/2002年/撮影:吉尾大輔
THE MAN/ヤン・フィシャル/1994年
ともに石川県能登島ガラス美術館蔵

 

第3章. コレクター、作家のご厚意

博物館や美術館では、主に購入・寄贈・寄託といった方法をとりながら収集活動を行っています。開催する展覧会が収集に繋がることもあれば、日頃の地道な活動に理解を寄せる方から寄贈を受けることもあります。当館のコレクションは、誰もが親しむことができる公共の財産として、縁ある作家をはじめ、美術館活動への理解や信頼、期待を持って寄贈していただいた方々のご厚意に支えられ、豊かに形成されています。

葡萄文三ツ脚蓋物/日本/1898-1926年
琥珀金彩硝子花器/岩田藤七/1980年頃/撮影:岡村喜知郎
ともに石川県能登島ガラス美術館蔵

 

第4章. 購入による作品収集

購入による収集は、美術館が自発的にコレクションの充実を図る重要な機会となっています。当館では「歴史的・世界的に評価されたガラス芸術作品等」を収集方針に掲げ、開館以降、国内外の作品を、時代やジャンルを問わず、幅広く購入、収蔵してきました。限られた予算のなか、常にアンテナを張りめぐらせて情報収集を行い、当館のコレクションに何を加えるべきか考え、購入作品を選定しています。

KISS/パヴェル・フラヴァ/1999年/撮影:岡村喜知郎
白地藍被楼閣文瓶/中国/清時代・18世紀/撮影:岡村喜知郎
ともに石川県能登島ガラス美術館蔵

 

 

会  期 2023年9月30日(土)-11月26日(日)
開館時間 9:00-17:00
※入館は閉館の30分前まで
休 館 日 毎月第3火曜日
観 覧 料 一般500(400)円、大学生350円(300円)、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
主  催 石川県能登島ガラス美術館(公益財団法人七尾美術財団)

 

 

関連プログラム

ギャラリートーク
日 時 2023年11月5日(日) 13:30- (所要時間 約60分)
会 場 展示室内

参加費 無料 (大学生以上は要当日観覧料)

 

スライドレクチャー
日 時 2023年11月19日(日) 10:30-、13:30- (所要時間 約30分)
会 場 当館別棟
定 員 先着15名
参加費 無料

 

会期中のイベント

ランプワーク・デモンストレーション2023
日 時 2023年10月7日(土)、8日(日)  各日10:00-16:00
会 場 当館別棟2階
参加費 無料

 

 

団体来館のご案内

 

一般団体

事前にお電話にて混雑状況をご確認ください。20名以上でご入館される場合は、団体料金が適用されます。
※状況によっては、グループに分かれてご入館いただく場合がございます。

 

観光券(クーポン)について

当館では下記6社と観光券契約の締結をいたしております。ぜひご利用ください。

・JTB 
・日本旅行
・東武トップツアーズ
・KNT-CTホールディングス
・クラブツーリズム
・全旅

観光券契約締結のない旅行社についても、下記の条件全てを満たした場合のみ、手数料(10%)を差し引いた金額でご入館いただけます。ただし、所定の手続きが必要となりますので、ご印鑑(添乗員様の個人印で結構です)及び旅行業登録番号記載の名刺をご持参ください。

・20名様以上の団体入館
・添乗員様の随行あり
・現金による観覧料支払い

また、後払いは承っておりません。取り扱いのあるクーポン、もしくは現金により、当日お支払いください。

 

学校行事でのご利用について

教育課程に基づく活動として観覧する幼稚園児、小学校児童、中学校生徒及び高等学校生徒、引率者も観覧料は無料となります。減免をご希望の場合は、「減免申請書」をダウンロードし、必要事項をご記入・押印の上、来館予定日の一週間前までにメール・FAXで送信、または郵送での提出をお願いします。
※メール・FAXの場合は、当日原本をご持参ください。

また、館内での記録撮影を希望される場合は、併せて「施設等撮影許可申請書」の提出もお願いします。

・減免申請書 PDF / Word
・施設等撮影許可申請書 PDF / Word

 

書類提出先

石川県能登島ガラス美術館
住所:〒926-0211 石川県七尾市能登島向田町125部10番地(本庁4階)
Fax: 0767-84-1129 E-mail: glass@nanao-af.jp

 

 

開館時間・休館日・観覧料

開館時間 4月~11月  9:00~17:00
12月~3月  9:00~16:30
※入館は閉館の30分前まで
休館日 毎月第3火曜日(祝日の場合、その翌日が休館)
展示替え期間・館内整備期間、年末年始
観覧料 観覧料は展覧会によって異なります。

 

展覧会名 一般 大学生 高校生以下
光をまとう
会期:2023年12月16日(土)~臨時休館中
( )は20名以上の団体料金
800円
(700円)
350円
(300円)
無料

 

観覧料の減免について

当館が主催する展覧会に限ります。
下記項目に該当する方は観覧料が減免となりますので、受付窓口にお申し出ください。

※項目1に該当する場合は、「減免申請書」をダウンロードし、必要事項をご記入・押印の上、来館予定日の一週間前までにメール・FAXで送信、または郵送での提出をお願いします。※メール・FAXの場合は、当日 原本をご持参ください。
※項目2~11に該当する場合は、身分を証明する書類、手帳、会員証書をご提示ください。

 

項目

料金

1

幼稚園児、小学生、中学生及び高校生並びにその引率者が教育課程に基づく活動として入館するとき

無料

2

身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳または、療育手帳を所持する方及びその付添者1名
※障害者手帳アプリ「ミライロID」の提示でも減免が適用されます。

無料

3

生活扶助及び教育扶助を受けている方
※関係者の発行した証明書の提示で減免が適用されます。
無料

4

石川県博物館協議会会員証を所持する方
※同伴者は1名まで
無料

5

日本博物館協会会員証を所持する方
※同伴者は1名まで
無料

6

石川県能登島ガラス美術館の指定招待券を所持する方 無料

7

石川県能登島ガラス美術館の指定割引券を所持する方 団体料金

8

石川県七尾美術館・石川県立美術館・石川県立歴史博物館・石川県輪島漆芸美術館・金沢市立中村記念美術館・珠洲市立珠洲焼資料館の友の会会員証を所持する方 団体料金

9

石川県内に居住する者が「いしかわ文化の日」に入館するとき 無料

10

70歳以上の方が国民の祝日に入館するとき
※祝日とは国民の祝日に関する法律に規定する休日
団体料金

11

タクシー、観光バスの運転手、ガイドその他これに準ずる者が、来館者に同行して入館する場合又は事前下見で入館するとき 無料

 

 

七尾ファンクラブ会員割引

七尾ファンクラブ会員証を当館受付でご提示いただくと、入館料が割引になります。他の割引との併用はできません。七尾ファンクラブについて詳しくはこちら

割引金額
・レギュラー会員(七尾市外に住所がある会員用) 100円引き
・ホーム会員(七尾市内に住所がある会員用)  50円引き

 

お問い合わせ先

七尾市企画振興部企画政策課ふるさと納税推進室
〒926-8611 石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地
TEL:0767-53-3311  FAX:0767-53-1117

 

 

インターネット割引券

割引金額 一般     100円引き
大学生    50円引き
※高校生以下無料
有効人数 本紙1につき、5名様まで

割引券(PDFファイル)を印刷していただき、必要事項をご記入のうえ入館券ご購入前に受付へご提出ください。

ご注意
・他の割引券との併用はできません。
・必ず印刷した割引券本紙をお持ちください。
・携帯電話、スマートフォン、モバイルPC等の画面提示による割引はできません。
・入館券発券後、払い戻しはできません。必ず入館券購入前にご提出またはご提示ください。

 

 

町田市立博物館所蔵 ガラス名品展

町田市立博物館は1973年に町田市郷土資料館として開館し、現在は同館での展示活動を終了、2026年春に町田市立国際工芸美術館(仮称)としての開館を予定しています。本展は町田市立博物館のご協力により、国内有数のガラス工芸と東洋陶磁のコレクションを誇る同館所蔵品から3つのジャンルで64点をご覧いただきます。
国内最大級の規模と質を誇るボヘミアン・グラスでは16世紀から20世紀に製作された繊細なエナメル彩やグラヴィール、カットを施した作品を、中国清朝ガラスでは複数層のガラスを重ねた色被せガラスにみる華やかな浮彫り(彫琢)や玉(ぎょく)を模した作品などを、そして近現代の日本ガラス工芸を代表する岩田藤七や青野武市などの作品を展示します。西洋と東洋の美意識が反映されたガラス工芸をお楽しみください。

展覧会チラシ PDF / 展示目録 PDF

 

作品紹介

ボヘミアン・グラス

双頭の鷲文フンペン/ボヘミア/1599年

帆船文ゴブレット/ボヘミアあるいはシレジア/1750年代

 

中国清朝のガラス

紫地三彩蝙蝠文壺/中国/清時代・18‐20世紀

白地青被葡萄栗鼠文瓶/中国/清時代・18-20世紀

 

近現代の日本ガラス工芸

貝「波の響き」/岩田藤七/1976年

金赤被カンナ文花器/青野武市/1990年

◎掲載作品全て町田市立博物館蔵

 

会  期 2023年6月24日(土)-9月24日(日)
開館時間 9:00-17:00
※入館は閉館の30分前まで
休 館 日 毎月第3火曜日
観 覧 料 一般800(700)円、大学生350円(300円)、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※コレクション展も観覧可
主  催 石川県能登島ガラス美術館(公益財団法人七尾美術財団)
特別協力 町田市立博物館
後  援 七尾市教育委員会、NHK金沢放送局、MRO北陸放送、石川テレビ放送
テレビ金沢、HAB北陸朝日放送、エフエム石川、ラジオななお

 

関連プログラム

ギャラリートーク
日 時  2023年8月6日(日) 10:30- (所要時間 約1時間)
講 師  齊藤晴子氏 (町田市立博物館学芸員)
会 場  展示室内
参加費  無料 (大学生以上は要
当日観覧券)

 

会期中のイベント

きチャイナ!!
日 時  2023年7月29日(土)  9:30-12:00  13:00-16:00
会 場  当館別棟
参加費  無料
対 象  どなたでも

ガラ美の夏祭り
日 時  2023年8月12日(土)、13日(日)  10:00-12:00  13:00-15:00
会 場  当館別棟
参加費  未定
対 象  どなたでも