企画展 ガラ美30年の軌跡~コレクションヒストリー~
会期:2023年9月30日(土)~11月26日(日)


飾筥「紅白梅」/藤田喬平/1992年 撮影:岡村喜知郎

当館は、伝統工芸の盛んな石川県において、工芸の新たな分野として期待されたガラス芸術の情報発信基地として旧能登島町により設置され、1991年に開館しました。開館時に、中国清朝ガラスと20世紀の巨匠のデザインによるイタリアのガラス造形作品(石川県からの寄託)を収蔵し、その後の収集活動によって現代のガラス造形作品も充実してきました。本展では収蔵品から優品を紹介し、30年に及ぶコレクション形成のあゆみをご覧いただきます。

特別展 光をまとう
会期:令和5年12月16日(土)~令和6年3月24日(日)

MONOLOG/扇田克也/2002年 撮影:吉尾大輔

本展は、光とガラスとの関係性を見つめ、造形表現に取り組む作家たちによる展覧会です。ガラスと光とが作用し合い生まれるもの、そこに見えてくる「なにか」の気配を感じとることで、鑑賞者が新たな気づきと思考を得る機会となれば幸いです。

企画展 コネクト
会期:令和6年3月30日(日)~最終日未定

箱舟/宮下真巳/2019年 提供:国際ガラス展・金沢開催委員会

本展では、作品に込められた作家の想いに繋がるキーワードとともに、当館の現代ガラスコレクションを紹介します。それらを読み解き、作品を見て、感じて、自分だけの答えを見つけながら、ガラスによる多彩な表現をお楽しみください。あわせて、近年収蔵となった作品もお披露目します。